この度、2022年に20台の数量限定として発表いたしました「THE AMBIENT MACHINE」がサンフランシスコ近代美術館(SF MoMA)のパーマネントコレクションに選定されました。

エディション完売後も、多くの問い合わせをいただいたことや作品の性質や意図を考え、デザイナーのスズキユウリと再度協働し、より多くの方にお届けできるよう仕様を変えて、オープンエディションとして販売することになりました。

2023年6月13日より弊社オンラインショップにて受注受付を開始いたします。
それに伴い、スズキユウリによる解説動画を公開しておりますので、是非ご覧くださいませ。

また、6月18日よりショールームでも展示を開始いたしますので、実際にお手に取ってお試しいただけます。

「THE AMBIENT MACHINE」

32個のスイッチを自由に切り替え、その日の気分にあったBGMを作る事で、日常に新たな生活環境が生まれます。

2020年以降、生活様式が大きく変わり、私たちは家で過ごす時間が多くなりました。
家の中で長く過ごすと、外から入ってくる音や、室内から発せられる音、反響音といった身の周りの雑音が至る所から聞こえてくる事に気付かされます。
サウンドアーティストであるスズキユウリは、それらの音を環境音楽に置き換える事で、より良い家での時間を過ごす事ができると考え、「THE AMBIENT MACHINE」を生み出しました。

この作品は、スズキユウリがデザインしたアコースティック楽器の音やサウンドスケープといった、8種類の音源それぞれに対して、4種類の機能（音源の再生/停止、音量の大/小、リバーブのオン/オフ、BPMの大/小）を掛け合わせることでアンビエントミュージックをカスタマイズする事ができます。